サルスベリは百日紅、ただ、そこまでは長くない
近所を散歩していたらサルスベリの花が咲いていました。
サルスベリ自体が街路樹として植えられている通りのことでした。
普段は気が付かず何気なく通り過ぎていきますが、この時期には目立つピンクの花をつけます。
どんよりとした転機の中にピンクの花は目立ちます。
また、梅雨の晴れ間の青空の下でのピンクの花も、同じく映えます。
幹や枝がツルツルしていて猿も、滑ってしまうというネーミングです。
思わず「見たんか!」とツッコミを入れたくなります。
漢字で書く百日紅は、花の期間が長く百日間もすなわち3カ月以上も咲いているというネーミングです。
思わず「数えたんか!」とツッコミを入れたくなります。
実際のところ、猿は滑らず登っていくし、さすがに百日は咲いていないようです。
それでも、この季節に花が咲き、私達を楽しませてくれます。
いい花ですよね。
ちなみに杉浦日向子さんの小説に「百日紅」があります。
葛飾北斎を主人公にした物語です。
百日紅 上・下 全2巻セット (ちくま文庫)