鳩の巣原理というのがありまして
鳩の巣原理とはどいうものかと言えば、
例えば、10個の箱に11個のボールをすべて入れるとき、
少なくとも1つの箱には複数このボールが入ります。
ということです。
ウィキペディアの鳩の巣原理の項目から引用します。
n 個の物を m 個の箱に入れるとき、n > m であれば、少なくとも1個の箱には1個より多い物が中にある、という原理である。別の言い方をすれば、1つの箱に1つの物を入れるとき、m 個の箱には最大 m 個の物しか入れることができない(もう1つ物を入れたいなら、箱の1つを再利用しないといけないから)、ということである。
ウィキペディア 鳩の巣原理
数学的な表現だと、一般式で表そうとしますから、めんどくさいようにも感じますが、言っていることは最初に記したようなことです。
私達が目にする鳩は、野生と言っても街なかで暮らしています。
ねぐらすなわち巣も街なかにあります。
多くの場合、小さなうろのようなところを見つけては、そこを自分のねぐらにします。
木のうろだけではなく、人工構造物にも小さなスペースはたくさんあります。
できる限り、自分ひとり(一羽)が入るうろを見つけます。
しかし、どうしても見つからなかったときは他の鳩と同居しなければいけません。
「うろの数が鳩の数より少なければ、同居する鳩が出てくる」のが、鳩の巣原理です。
アマゾンで鳩の巣原理と検索すると、この本が出てきました。
著者からもわかるように、完全に数学の本です。
鳩の巣原理を説明しているセクションがあります。
シュプリンガー数学コンテストから学ぶ数学発想レクチャーズ (数学リーディングス)
ところで、なぜこの話を書いているかと言えば、夏の夕方、散歩をしていたら鳩の大群を見かけたからです。
動きが早いため、スマホのカメラではなかなか捉えきれず、画像がぶれています。
それでも、かなりの数の鳩の群れです。
この鳩たちは、どこで寝ているのだろうと、思いました。
さらに、アマゾンで鳩の巣原理と検索するともうひとつ出てきた商品があります。
鳩などの鳥を避ける装置です。
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