ツクツクボウシの鳴き声を聞きました
先日、内陸部に出かけた際に、今年始めてツクツクボウシの鳴き声を聞きました。
連日、酷暑の残暑が続いているのですが、確実に季節は移っていると感じる出来事でした。
一般にツクツクボウシは晩夏から初秋の時期に鳴き声を聞くことができます。
すなわち8月下旬から、9月上旬がピークです。
この頃は、他の多くの蝉のピークが過ぎますので、ツクツクボウシの鳴き声が特に目立ちます。
今回は一緒にアブラゼミの鳴き声も聞こえたので、蝉の声の端境期と言えるでしょう。
ただ、ツクツクボウシの鳴き声を聞くと、夏も終わりに近づいている気がします。
実際は、連日の猛暑なので、早く涼しくならないかなぁと思います。
この後にヒグラシの鳴き声を聞くと、決定的なのですけどね。
ツクツクボウシのことを、オーシンツクと呼ばれることもあるそうです。
私は、ツクツクホーシと呼んでいました。
この蝉ほど、鳴き声のフレーズが特徴的な動物はあまりいないと思います。
説明不要で多くの人がフレーズを思い出すなんて、まるで昭和時代の歌謡曲みたいです。
そう言えば、歌謡曲とは言われませんが、昭和時代のフォークソングで、山崎ハコさんの望郷歌(ぼうきょううた)があります。
のっけから、つくつくぼうし、が、出てきます。
なお、ハコさんには望郷という代表曲があります。
こちらは、青い空で始まる違う曲です。
望郷歌が収録されたアルバム人間まがいは、ある程度覚悟ができていないで、軽い気持ちで聞くと重いでしょう。
人間まがい