からすの撃退は、無駄な抵抗
烏は利口な鳥なので、撃退しようなんて思わないことです。
やたらと人間が仕掛けると、逆にひどい目に合うことになります。
警戒心も強く集団行動もできるのが、烏です。
何しろ空の生態系の頂点ですから、人間と同等と考えたほうがいいでしょう。
そんな烏ですから、遊びを楽しむこともするそうです。
ドームの大きな屋根を滑り台代わりにして遊んでいたという例も報告されています。
さらに、アガサ・クリスティーのシンボルマークは知恵の象徴である鳥、からすが選ばれているようです。
ちなみに、フクロウも知恵の象徴の鳥ですが、フクロウの天敵はからすなのだそうです。
カラスのほうが一枚上というわけですね。
からすの賢さ、面白さに関する本としては
唐沢孝一著 「カラスはどれほど賢いか」1988年
杉田昭栄著 「カラス学のすすめ」2018年
などがあります。
カラスはどれほど賢いか 都市鳥の適応戦略 (中公新書) [ 唐沢孝一 ]
カラス学のすすめ [ 杉田昭栄 ]